医療の進歩というのは著しいものです。
特に、日本の三大死因である悪性新生物(がん)・心疾患・脳血管疾患の治療の研究の進歩は凄まじいものです。
そのなかで最近注目されているものに癌の免疫細胞療法があるでしょう。
従来では、がん部位を摘出する外科手術・抗がん剤などの化学療法・放射線療法などの大きく分けて3種類があり、それらの組み合わせによって治療が進められてきました。
それに加えて免疫細胞療法が登場したのです。
この治療法というのはがん患者自らの免疫細胞を利用することによってガンを縮小させようという治療法です。
従来、外部から体内に入ってきたウイルスや細菌などを撃退するのが免疫細胞です。
自己と非自己の細胞を見分けることによって、自分の細胞には攻撃するようになっています。
でも、ガン細胞というのは元々自分の細胞なのです。
そのため、免疫細胞がガン細胞を攻撃することがありませんでした。
しかし、癌の免疫細胞療法は免疫細胞にガン細胞を攻撃するようにプログラムさせるのです。
そうすることによって、免疫細胞が通常細胞とガン細胞を見分けながらガン細胞のみを攻撃してくれるようになるのです。
今までのガン治療というのは、ガン部位以外の細胞にも多大なダメージを与えてきたのですが、免疫細胞療法ではガン細胞のみをターゲットにしているため患者の体の負担を軽減させることができるのです。
そのため、第四のガン治療法として注目を浴びています。
興味を持たれたら専門医に相談してみるといいと思います。